カテゴリー:暮らし
ブラッシングのいろは
更新日:獣医師森田 慶
ブラッシングにはねこの毛並みを整えるだけでなく健康の維持にも役立つ一石二鳥なスキンシップなのです。今回はそんな良いことづくめのブラッシングの”いろは”についてお話しします。ぜひ参考にしていただき愛猫とのブラッシングライフを楽しんでください!
ブラシ選びは毛の長さで決まる!
毛先と皮膚との距離が短いいわゆる短毛のねこさんでは、足が長いブラシを用いると皮膚を傷つけてしまうことがあるのでラバーブラシやコームを使うのがおすすめです。
一方で血統種などに多い長毛のねこさんたちはコームでもつれをほどいた後、ピンブラシやスリッカーを使って毛をとかしてあげましょう。毛玉ができやすい耳の後ろ・わき・後ろ足のつけ根などは特にこまめにやってあげましょう。また、ピンブラシやスリッカーは目に入ると危ないので顔のまわりはコームで優しくとかしてあげましょう。
うちの子は嫌がりそう、、
ブラッシングに大切なのはストレスなく日常的に行うことです。
嫌がる子に無理やりブラッシングする必要はありません。
まず慣れていない子は
・ブラシで一緒に遊ぶ
・なでられると嬉しい部位からする
・お腹だけ、顔だけなど何日かにわける
・機嫌が悪い時はやめておく
などブラッシングが嫌にならない工夫をしてあげてください。
これらのことに気をつけて今日から素敵なブラッシングライフを楽しんでください!
![森田 慶](https://images.microcms-assets.io/assets/3ff7fb9cd3d1430ba68b8b10a7cf2c60/423fbbde892b4f5da621b358f6864dd0/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E5%85%88%E7%94%9F%E3%83%BCe-1.png)