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地域とねこのための活動、TNRとは?④

更新日:上級ペット管理士/愛犬飼育管理士嬉野 千鶴

地域とねこのための活動であるTNR。今回はTNRと地域の関係性についてお話ししたいと思います。

TNR活動が広まり、みなさんに興味を持っていただけることは喜ばしい限りです。このTNR自体はどなたが行っても問題ありませんが、初めての時は詳しい方にレクチャーを受けながら行うと安心ですね。また、お住まいの市区町村によっては、飼い主のいないねこに対する不妊手術の助成金があったり、協力ボランティアさんを紹介してもらえることもあります。TNRと地域ねこ活動とは密接に関係しています。少しでも興味がある方はまずは相談するところから始めてみてください。

良かれと思って活動をしていても時々トラブルも発生します。特に多いのが、捕獲し不妊手術と耳カットを行ってしまったねこが実は飼い主さんが捜索中の飼いねこだったというトラブルです。ねこは法律上、「物」とされており飼い主さんの所有物になります。他人の所有物である”ねこ”を持ち去るのは所有権の侵害にあたり、損害賠償を求められる場合もあります。ですのでTNRを行うときには本当に飼い主がいないねこなのかどうかを、しっかりと調べることがとても大切です。また、近隣の住民の方への説明や捕獲にあたって許可を得る必要がある場所であればきちんと許可を取りましょう。

このような事前にしなければいけないことを徹底してから、いざ現場作業に進みます。

嬉野 千鶴

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嬉野 千鶴