カテゴリー:健康

お家での健康チェックできてますか?

更新日:獣医師長谷川 諒


先日、キャットフードのテレビCMで「キミは健康診断が苦手だ、でも健康なフリは得意なんだよね」というキャッチフレーズを耳にしました。
ねこを飼っている方はまさにその通りと口を揃えて言うでしょう。

実際、ねこは自分の弱さを見せてはいけない野生のころの名残が強いのか、少しぐらいの体調不良は隠してしまうことが多いです。
明らかに食欲不振でフードを食べなかったり、吐いていたり、下痢をしていたりといった症状があれば飼い主さんも気付きやすいですが、そういった症状すらでない場合に病気に気付くことは至難の業です。

でも諦めてはいけません!そんな場合にも普段から見ておくポイントを意識しておけば気付けることはたくさんあります。

その中でも特に大切なのは「体重」と「尿量」を意識することです。
この2つは特殊な検査などしなくてもお家で簡単に日々確認できるものです。
また、嘔吐や下痢など明らかな症状が見られないような場合でもこのことを意識して見てあげることで病気の早期発見につなげることもあります。
実はこの2つ、私たち獣医師も診察の時にすごく重要視しています。尿量が増えているのであれば疑う病気も絞られてきますし、体重の減り具合でどれくらい食べていないのかなど重症度を推しはかることができます。

体重と尿量、この2つの大切なシグナルを次回さらに詳しくお話しします。

長谷川 諒

【著書プロフィール】

長谷川 諒