血液検査では細胞の成分や数値・形態を調べることにより、体内の「今」の状態を知ることができ、大事なペットの身体の状態を知るためのたくさんの情報が得られます。また、健康な状態と病気になった時の検査結果を比較する事で、病気の早期発見に繋がることもあります。
事前に血液検査をすることが分かっている場合は、食事後6時間以上は空けることを推奨します。
食事の時間帯によっては血糖値やコレステロールなど検査結果の一部の項目に影響を与える場合もあります。
血液中の⾚⾎球・⽩⾎球・血小板の数を測定し、貧血・炎症・感染症の有無などを調べます。
各臓器や器官系に異常が⽣じていないかを調べるために、血液中の各臓器に関連する酵素やホルモンなどの各種物質を測定し複数の項目を測定することが出来ます。
血液中のイオン濃度を測定しイオンバランスの崩れを見ることができ、体内の状態の異常を調べます。 緊急時や腎疾患、ホルモンなどに異常が出ている場合に異常が見られます。
院内検査をご希望の場合はおおよそ30分程で検査結果が出ます。特殊な項目や健康診断などで検査する場合は外部の検査機関に依頼することもあり、その場合は項目により変わりますが通常3日〜2週間程度掛かります。
血液検査でアレルギーなどの原因特定も可能です。(別途アレルギー検査を参照)
若いときには年に1回、シニア(7〜8歳以上)になったら半年に1回の検査をおすすめします。
診療内容